こんにちは。看護師・アロマセラピー講師のたけださなえです。
一番よくわかっているようで、実はよくわからない自分のこと。
たとえば、「生理前辛い」というとき、いつが一番辛いでしょう?
どんな症状が出るのでしょう?
そんな時、どんな生活をしていたのでしょう?
一度、じっくりと自分の体と向き合ってみませんか?
ラクラク!書くだけメンテナンス
自分の体と向き合う、といっても難しいことは何もありません。自分のカラダのリズムをつかむために、ただ簡単に記録していくだけです。
「レコーディングダイエット」というダイエットが流行ったことがありましたが、ご存知でしょうか。食べたものやエネルギー量を記録していくというもので、今回ご案内する方法も、同じように自分の不調や生活を記録していくものです。
1.書く
日付とともに、体調や生活のメモを、一言程度で良いので簡単に残していきましょう。
日記を書くことが好きな方、苦痛ではない方なら、毎日プチ日記をつけてみるのもいいですね。
<体調やメンタルの場合>
内容はさほど細かくなくとも大丈夫です。「胸が張って痛い」「今日は落ち込みやすい」など
<生活メモ>
「外食した」「疲れている」「夜更かしした」など、ざっくりしたメモで構いません。
2.眺めて、リズムをつかむ
レコーディングの目的は、数か月を俯瞰して眺めて、傾向を把握すること。ですので、それほど細かくストイックに書かなくても大丈夫です。まずは3か月程度続けてみましょう。3か月分くらいを眺めてみると、きっと「気づき」があるはずです。
「なんとなく生理のときはイライラすると感じていたけど、実際はイライラより落ち込みが多いんだな」とか、「頭痛はこのタイミングできていたんだ」など、新しい発見があるかもしれません。
また、自分が、いつ頃辛くなりやすいのかを把握していると、あらかじめ気持ちの準備もできますし、ピンポイントで適した改善策もたてやすくなります。
なんとなくだるい、なんとなく不調、なんとなくイライラした……など肌感覚ですと、改善策もぼやけてしまいますし、対策をうっても結局何が効果的だったのかもわかりづらいものです。
自分のリズムを知って、戦略をたてて一歩ずつ。
ぜひ、新しい自分を発見するつもりで楽しみながらセルフメンテナンスしていきましょう。
続けられるように、お気に入りのノートやメモ帳を買っても素敵ですし、スケジュール帳を使って管理しても便利です。ウィークリーページよりもマンスリーページや年間スケジュールのようなページのほうが、全体を眺めやすくて使いやすいですよ。
カラフルなペンや、マスキングテープを使ってカスタマイズしても楽しめます。
ぜひ、自分の気分が上がる方法で、レコーディングしてみてください。
不調のときに試したい!安眠にいざなう幸せのハーブティー
生理中、感覚が過敏になっているときは、「メリッサ」のハーブティーがおすすめです。もしかすると「メリッサ」より「レモンバーム」という名前のほうが馴染みがあるかもしれませんね。
精油は、花のような華やかさをもつ、レモンに似た香りです。精油はラベンダーなどと比べると、価格は少しお高め。今回は、比較的お手頃なハーブティの楽しみ方をご紹介します。
作り方は熱湯をそそいで10分程度蒸らしてティーカップに注ぐだけ(笑)ですが、プラスワンではちみつを加えたり、お好みの甘さに調整するのがおすすめです。
「ベニシアさん」の愛称でおなじみのハーブ研究科のベニシア・スタンリー・スミスさんは梅酒を作る時に、レモンバームの小枝を少し加えるそうです。梅酒を作らなくても、梅酒をレモンバームのハーブティで割っても美味しそう!
不眠に役立つハーブでもありますので、忙しかった日、気持ちが張り詰めている日。そんな夜にゆっくり梅酒と一緒にいただいて、幸せな気持ちで眠りにつきましょう。
小さなお気に入りのグラスを用意して、温かさと甘さと、レモンと梅の香りを楽しみながら少しゆっくりと時間をかけて味わう。そんな5分間を自分にプレゼントしてみてくださいね。
私も、早速お気に入りの地元の梅酒を買って、自分に贅沢タイムをプレゼントしようと思います。