布ナプキンの種類

布ナプキンには用途別にいろいろな形状があります。

・ライナー(おりもの用)

パンティライナーとして使う、コンパクトで薄手の布製ライナーです。
生理用には使用できません。
通気性が良く、洗濯機で洗えるため、布デビューを考えている方のお試しに最適です。
下着を汚したくないから…という理由で使用する若い方も多いです。

・布ナプキン(プレーン)

ハンカチのような長方形の布ナプキン。
折りたたんだり、じゃばら折にすることで、量や着け心地に合わせて使える自由度の高い布ナプキンです。薄いので乾くのも早いのが魅力。
防水布が入っていないので、最初は量が少ない時にお試しください。

・布ナプキン(一体型)

使い捨てのものと同じように、ショーツに上にのせて、羽の部分を折り返し留めて使います。吸収力は使い捨てと同等レベル。
中の吸収体の枚数やおしり部分のサイズを変更することで、軽い日用~夜用まで対応できます。

・使い捨て布ナプキン

古い布を切って、使い捨てとして使うこともできます。
布ナプキンを使い始める前に、肌にあてた感じを試せます。

布ナプキンを自分で作る場合に準備する材料

今回は、おりもの用ライナーと布ナプキン(プレーン)を作る場合の材料をご紹介します。

<おりもの用ライナー>

・肌面(表)生地
・柄面(裏)生地
・吸収体生地
・糸
・針
・ホック
・はさみ

<布ナプキン(プレーン)>

・肌面生地
・糸
・針
・はさみ

布ナプキンを手作りする際のおすすめ素材

どんな肌面(表)生地がおすすめか?

肌に直接あたる面なので、肌触りが良く、汚れが落ちやすい生地がオススメです。

ジュランジェの布ライナーはオーガニックコットンのニット生地を採用しています。ふんわり優しい肌触りで、綿の下着をつけているような感覚です。
布ナプキンは肌面コットン100%のネル生地。漂白されていない綿糸を国内で織り上げた生地を使用しています。ふかふかで肌に優しく吸収力に優れているのが特徴です。
家にある使わないタオルハンカチなどで試すのもありです!

他にも、リネン、シルク、パイルなどいろいろありますので、自身にあった素材を試しながら探せるのも手作りの魅力です。

どんな柄面(裏)生地がおすすめか?

これは自分が可愛い!と思った生地を選ぶのがおすすめです!
洗濯して干したときにも好きな柄だと嬉しくなるし、何より使うのが楽しみになります。最近ではネットでお得に、少ないサイズから購入できます。

吸収体生地とはどんな素材を使えばいいの?

おりもの用の場合は1~2枚程度で大丈夫ですが、生理用の場合は、この吸収体の素材や枚数で吸収力が変わります。

ジュランジェでは、表面生地と同じ「ネル素材」とタオルなどに使われる「パイル素材」を組み合わせています。一体型やホルダーには、「透湿防水布」という、湿気は通し水分は通さない素材の布も使用し、血液が貫通しないようにしています。

吸収体は、使い古したハンカチやタオル、古着などを切って使ってもOK。厚みがあると着用した時にごわつくので、薄手の素材を重ねるのがオススメです。

作り方

<おりもの用ライナーの作り方>

①肌面(表)生地をひし形に切る。
②吸収体をひょうたん型に切る
③肌面と吸収体を重ね合わせ直線縫い(並縫い)をする

④柄面(裏)生地と③を合わせて、周りの4辺を4~5cm残して縫う

★ポイント
この時、柄面(裏)生地は裏側が表面になるように縫い合わせます。

⑤残した穴からひっくり返して、最後の部分を縫いあわせ、ホックをつけたら完成!

※型紙は今後提供予定

<布ナプキン(プレーン)の作り方>

①肌面生地を2枚、小サイズと大サイズで長方形に切ります。
大:縦24cm×横22cm
小:縦16cm×横22cm

②小サイズのネル生地の上下を、ブランケットステッチで縫います。

★ブランケットステッチとは??

③小サイズと大サイズを重ねて、四辺をぐるりとブランケットステッチで完成!

※型紙は今後提供予定

初心者さんにおすすめの布ナプキン手作り(ハンドメイド)キッド

布ナプキン手作りキット

ここまで、作り方を書きましたが、分かりにくい…とか材料揃えるの大変…と感じた方もいると思います。

そこでジュランジェでは、初心者さんでも簡単に作れる「布ナプキン手作り(ハンドメイド)キッド」を発売しました。
生地もすでにカット済なので、糸と針さえあればすぐに作れちゃいます。

まずは手軽に試したいという方は、ぜひどうぞ♪