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布ナプキンの洗濯洗剤、何がいいの?【汚れ落ち実験もしてみました!】

布ナプキンを使うなら、日頃のお洗濯はマストです。 そこで気になるのが洗剤。どんな洗剤が最適なのか、きちんと経血汚れが落とせるのか、布ナプの洗濯は疑問だらけですよね。調べると重曹、セスキ炭酸ソーダなどさまざまな洗剤が出てきますが、何を使えばいいのでしょう?

1. 経血汚れにはセスキ炭酸ソーダ!

最適なのはセスキ炭酸ソーダです。経血の汚れ落ちもよく、お肌への刺激も抑えられるので、布ナプキンの洗濯にぴったりなのです。

セスキ炭酸ソーダの画像

ドラックストアやホームセンターで見かけることもある、身近な「セスキ炭酸ソーダ」。有名なのは「アルカリウォッシュ」ですね。

■セスキ炭酸ソーダとは?

弱アルカリ性の天然の洗剤で、血液汚れや皮脂汚れ、油汚れなど酸性の汚れを落とすのに適しています。pHは、アルカリ性の仲間である重曹と炭酸ソーダの中間にあたります。無機質なので環境にやさしい洗剤なんですよ。


しかしながら、実は重曹も炭酸ソーダもここまではほぼ同じ。「じゃあ重曹でも炭酸ソーダでもいいんじゃないの?」と思いますよね。

セスキ炭酸ソーダが布ナプキンの洗濯にふさわしいのは、理由があるのです!

さっそく、3つを比較しながら見ていきましょう。


各洗剤のメリット・デメリット

pHの表

上はpH値を表した表で、その水溶液が酸性なのか、アルカリ性なのかを示しています。

■重曹

pHが高いほどアルカリ性に傾いているということになりますが、重曹はアルカリ性のなかでもpHが低めです。セスキ炭酸ソーダに比べると水に溶けにくく、洗浄力も少し劣ります。一方研磨力は断トツなので、お鍋のコゲ落としなどにはピッタリです。

■セスキ炭酸ソーダ

水によく溶けるセスキ炭酸ソーダはつけ置きをする布ナプキンの洗濯にはピッタリ。洗浄力もあり、なおかつ肌への刺激も抑えられるので、布ナプキンの洗濯におススメなのです。

■炭酸ソーダ

洗浄効果は高いものの、pHが高いので、肌への刺激が強すぎる恐れがあります。使用する際は、必ずゴム手袋をつけてくださいね。


アルカリ性洗剤を使った後はクリームで保湿を!

アルカリ性の洗剤が手に付いた時、ぬるつきを感じることがあります。これは、アルカリ成分によって角質が溶かされることで起きます。皮膚の油分を落とすことになりますので、使用後は手をしっかり洗い、クリームなどでしっかり保湿してあげてくださいね。 


2. 柔軟剤を使っちゃダメってほんと?

よく布ナプキンの説明書に「布ナプキンの洗濯には柔軟剤を使用しないでください」、「柔軟剤の使用はおススメしません」といった内容が書かれていることがあります。なぜでしょう?

柔軟剤を使ってふわふわのタオル

その理由は、ときに柔軟剤は布ナプキンの吸収力を下げることがあるからです。

柔軟剤の成分が繊維の表面を薄い膜で覆うため、経血をはじいてしまう事があるのです。そのため、柔軟剤の使用をおすすめしていない、というわけなのです。

その一方で、「柔軟剤を使用しても、吸収力に大幅な違いを感じなかった」という声を聞くこともあります。好みの問題になってしまいますが「柔軟剤でふわふわにしたい!」「他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗うので柔軟剤を使いたい」という場合は、様子を見ながら使用してみてください。


天然の柔軟剤?クエン酸でふわふわに。

クエン酸たっぷりのレモン

実はクエン酸が柔軟剤の代わりになることはご存じですか?

クエン酸は、柑橘類などに多く含まれる成分で酸性です。洗濯物にアルカリ成分が残っていると、肌触りがゴワゴワに感じますが、クエン酸を柔軟剤代わりに使うと、アルカリ成分を中和してくれるので、衣類がフワフワに仕上がります。

クエン酸の使い方

洗濯機で洗う場合は「すすぎ」のときに使用します。すすぎが終わり近くになり、洗濯機の水が透明になっているタイミングでクエン酸を加えましょう。水30Lに対して小さじ1杯程度が目安。

クエン酸を加えたら引き続きすすぎを続け、そのあと脱水します。

クエン酸は、除菌・消臭効果もあるので、なかなか取れない嫌なニオイが付いてしまった洗濯物にもピッタリ。生乾きの嫌なニオイも消してくれます。

(注)洗濯・掃除用のクエン酸は、食用とは精製純度が違い、不純物が含まれています。食用を洗濯に使うのはOKですが、洗濯用を食用に使うのは避けましょう。  

3. 普段使っている洗剤を使ってもいい?

基本は使っていただいても大丈夫です。ただし、洗剤によっては布ナプキンの風合いが損なわれることも。「洗濯のためにたくさん洗剤を揃えるのは大変だな~、家にある普通の洗剤で洗えないかな」と思う方もいるでしょう。もちろん、家庭にある合成洗剤を使ってお洗濯しても構いません。

しかし、布ナプキンは、オーガニックコットンやオーガニックリネンなどを使った肌触りがやさしいものがたくさんあります。合成洗剤に含まれる蛍光増白剤や、塩素系の漂白剤などを使うことで、その風合いなどが損なわれることがあるので要注意です。

ベビー用衣類

もし、ご自宅にランジェリー専用の洗濯石けんやベビーの衣類用洗剤があれば、そちらの使用をおすすめします。下着・肌着専用の洗剤は、風合いや肌触りを保ちながら汚れを落としてくれるものが多いからです。洗剤の成分が気になる方は、一度成分表を確認してみて下さいね。

特別な洗剤を揃えなくても布ナプキンのお洗濯はできますが、セスキ炭酸ソーダやクエン酸の洗剤などは、さまざまな衣類の洗濯や家のお掃除に使えるのでひとつあると便利ですよ。

※布ナプキンのひどい汚れには、アルカリ性の洗剤での浸け置きが一番。それでも落ちない時は、酸素系の漂白剤を水に溶かしたものに浸け置きしてみてください。塩素系のような独特の鼻にツンとくるニオイもなく、色柄ものにも使えます。

酸素系漂白剤をチェックしてみる


4. セスキ炭酸ソーダで汚れ落ち実験!

セスキ炭酸ソーダの実力はいかほど!? 実際に布ナプキンの汚れを、セスキ炭酸ソーダで落とせるのか実験してみました!

1. 血液代わりに「大豆プロテイン」を絵の具で着色したものを準備。(血液と同じタンパク質が主成分なのです)これを血液に見たて、布ナプキンに付けていきます。

2. 布ナプキンに「色付き大豆プロテイン」を染み込ませた後、1時間ほど放置。その後、流水で汚れを押し出すように洗います。

セスキ炭酸ソーダの実験 押し洗い

3. だいたいの汚れが取れたら、セスキ炭酸ソーダを溶かした水につけ置きして1日放置。

4. 翌日、つけ置きした布ナプキンを水洗いしたのち、干します。

5. 乾かした後は、こんなにキレイに!

セスキ炭酸ソーダの洗濯実験 洗濯後

布ナプキンの着用時間など使用条件によっても汚れ落ちは異なりますが、基本はセスキ炭酸ソーダにつけ置きするだけでもキレイに汚れが落ちます。

布ナプキンをキレイに洗うコツは、つけ置き前の押し洗い。これだけでもかなり汚れが落ちます。 また、使用後から洗うまでの時間が長くなる場合は、小さなスプレーボトルにセスキ炭酸ソーダを溶かした水を入れておいて、取り換える時に汚れに拭きかけておくのもオススメ。こうすることで、血液が乾きにくくなり、洗濯時に汚れが落としやすくなります。

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セスキ炭酸ソーダを試してみたい方には


まずはプチサイズでセスキ炭酸ソーダを試してみたい、という方におすすめなのがコチラ

セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)50g 108円(税込)  

布ナプキンのつけ置きなら、水1.5Lに約10g程度を入れて混ぜるだけ。約5回分のお洗濯に使えます。油汚れにも強く、家のお掃除などにも使えます。便利なのでぜひチェックしてみてくださいね。

ジュランジェメディア編集部

ジュランジェメディア編集部

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