皆さんは生理期間中「紙ナプキン」と「布ナプキン」、どちらを使用していますか?

使い捨てできる「紙」と肌に優しい「布」。自分のライフスタイルによって向き不向きはありますが、それぞれメリットやデメリットを把握して自分にあったものを選びたいですよね。今回は、触り心地、吸水力、デザイン、値段の4つのテーマで比較してみました。

大きな2つの違い【素材・使用後】

違いを細かく見ていく前に、まず大きな違いを確認しておきましょう。

①素材…化学繊維を使用した紙ナプキンと、ネル生地やシルク、リネンといった様々な布を使用する布ナプキンでは、肌面の心地が異なります。

②使用後…ケミカル紙ナプキンは、使い終わったらすぐサニタリーボックスに捨てる事ができますが、布ナプキンは使用後は家に持ち帰り、洗濯をする必要があります。

4つの違い【経験者の声や実験も】

今回は、ドラッグストアやコンビニで販売されている紙ナプキンと、ジュランジェで販売している布ナプキン(一体型Mサイズ)を比較しました。

①触り心地

紙ナプキンと布ナプキンを用意し、実際にスタッフに聞いてみました。

 

紙ナプ&布ナプ経験者に聞いてみました!「どちらの肌触りが好みですか?その理由は?」

スタッフA【紙ナプキン】:理由⇒「薄く触り心地がサラサラだから」
スタッフB【布ナプキン】:理由⇒「ふわふわで心地が良いから」

また、他のスタッフにも聞いてみたところ、紙ナプキン1名、布ナプキン3名。布ナプキンが好きというスタッフが多いようです。

しかし布ナプキンは「ふわふわ」している分厚さが出てしまうのがデメリット。左側のスリムな使い捨て紙ナプキンと比べると倍近くふわふわしています。

肌が弱い方やムレが気になる方は布ナプキン。スリムさや軽さを重視する方は紙ナプキンを使うのが良いかもしれませんね。

 

②吸水力〈実験してみました〉

2種類のナプキンに同じ量の水をかけます。※着色の為青の絵の具を溶かしています。

★かけた直後(それぞれ30cc)★

紙ナプキンは縦に流れていったのに対し、布ナプキンは円状に一点集中で吸収しました。

★5分後★

ひっくり返してみると、紙ナプキンは後ろまで貫通して染みてしまいました!一方布ナプキンはうっすら浸透してはいるものの、柄面には貫通していませんでした。ふわふわして厚みがある分、布ナプキンはしっかり吸収してくれていたようですね!

おまけ〈ムレ実験〉

※着色お湯をかけた後両方の肌面にコップを置いて曇るか実験しました。

紙ナプキンに置いたコップはすぐ曇ったのに対し、布ナプキンに置いたコップは曇りませんでした。布ナプキンはムレにくいと言われますが、目で見ると改めて実感できますね。(紙ナプキンの場合はデリケートゾーンがムレ易くなっている様子も良く分かります汗)

ムレが気になる方は、デリケートゾーンを清潔に保つことがお勧め。布ナプキンに比べてムレ易い紙ナプキンでも、工夫すれば快適に過ごせるはず!気になる方は以下のアイテムをチェックしてみてくださいね♪

デリケートゾーン用フェミニンウォッシュ

デリケートゾーン用ウェットシート

 

③デザインバリエーション

紙ナプキンは、商品自体のステッチ等に模様を施したものもありますが、布ナプキンは、布のデザインによってバリエーションが無限な為、自分が一番「カワイイ!」と思える柄を選ぶことができます。

特にデザインにはこだわらない方はシンプルな紙ナプキンがおススメですが、「ブルーデーこそカワイイものを使いたい!」というこだわり派の方は是非お気に入りの布ナプキンを見つけてみてくださいね♪

ジュランジェの布ナプキン(一体型Mサイズ)

&toneは大人柄布ナプキン(一体型Mサイズ)

④値段

紙ナプキンと布ナプキンの値段比較

使い捨て紙ナプキンは近くのお店やコンビニでも購入できるのが便利。しかし常にストックが必要となる為、「急に来てしまってストックが無い!」という場合はお店に買いに行かなければならないというデメリットがあります。

布ナプキンは主な購入先がネットショップのみとなり、手軽に買いに行くことが難しく、初期費用が高くついてしまうところがデメリットですが、一度揃えてしまえば買い置きの必要が無く「3年」は持つと言われているので、エコとコスパを重要視するという方におススメですよ♪

比較結果

紙と布を比較してみると、それぞれ違ったメリットがあり、その好みは十人十色であることが分かりました!

外出時の持ち運びやすさお手軽さがポイントの「紙ナプキン」はもちろん、ブルーデーを快適にする機能デザインを兼ね備えた「布ナプキン」はどちらも魅力的!

もちろん、ゆとりのある時は布ナプキン、いつもは紙ナプキンというように気分や体調にあわせて使用することもできるので、ブルーデーは無理せず過ごしてくださいね。また、使い捨てできる布ナプキンやオーガニックコットンでできたお肌に優しい紙ナプキンを使うのもおススメですよ♪

 

使い捨て布ナプキン「freena」

オーガニックコットン使い捨て紙ナプキン「sisi FILLE」

 

大切なのは、ブルーデーを快適に過ごせること。

「紙ナプキン」と「布ナプキン」を4つのテーマで比較してみました。
それぞれの特徴を把握し、自分の生活スタイルや好みに合わせて選択し、
ブルーデーを快適に過ごしましょう!

 

情報提供:布ナプキン専門店ジュランジェ本店

画像提供:http://girlydrop.com/

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