おりものの気になる悩み！ニオイや不快感をアロマで解消しよう

2018.10.12

アロマおりものホルモンバランス

こんにちは。看護師・アロマセラピー講師のたけださなえです。

「おりものって、下着が汚れちゃうし、嫌だなあ。」

そう思うことはありますか？確かにお気に入りの下着が汚れてしまうと悲しいですし、日によっておりものの状態が変わると不安に思ったりすることがあるかもしれません。

でも、おりものって無いほうがいいの？あることが普通なの？

今回は、おりものについて＆アロマでお風呂を楽しむ方法について書いていきたいと思います。

おりものは体調のバロメーター

おりものは、膣や子宮からの分泌物。私たちの体の健康を保つ、妊娠することを助ける、などの働きを持っています。特定の病気のために出てくる特徴的なおりものも存在しますが、健康であっても分泌されています。

加齢などで、おりものがあまり出なくなってしまうと、膣炎になりやすくなることも。

おりものも、生理のように周期的に変化をしていて、排卵の頃や、生理の前後などはいつもと違った性状になります。

排卵の頃は、透明で粘性が高くなり、生理の前は少し匂いが気になったり、量が増えたように感じたりするかもしれません。

自分のいつものおりもの周期を知っておくと、体の変化や異常に気がつきやすくなりますし、おりものシートが必要かな？などという対策もたてやすいかと思います。

私たちの体を守って、今は排卵だよ、ちょっと体の中の調子が悪くなったよ、とたくさんの情報を知らせてくれる存在。おりものシート、おりものライナーなどを活用して、上手に付き合っていきたいですね。

おりものが多いとき、においが気になるときはアロマがおすすめ

おりものが多い時などは、においなどが心配になる方もいらっしゃるかと思います。お風呂で体を清潔に保ち、すっきりと過ごしたいところですよね。

そんな日はいつものお風呂……もよいのですが、精油を使ったお風呂でいつもよりちょっとだけ特別なバスタイムを楽しんでみませんか？

オススメの精油はラベンダーとティーツリー。デリケート部分の清潔を保つことに役立ちます。実はカンジダの際に使う定番の精油でもあります。

この二つは日常で活用する機会がとても多いので、私自身、プライベートでもメイクポーチや薬箱などに入れて欠かすことなく持っている精油です。これからはじめて精油を買おう、アロマセラピーをはじめてみよう、という時にオススメの精油でもあります。

アロマバスを楽しもう

この二つを使ったアロマバスの楽しみ方をご紹介いたしますね。

方法は簡単。お風呂にこの二つの精油を入れてよく混ぜるだけです。この時の精油の量は合計で最大６滴までとします。どちらか一種類でもかまいませんし、今日はラベンダーの気分かな、ティートリーの気分かな、とその時のお好みでブレンドして楽しんでください。最初は１～２滴くらいの少ない量から試してくださいね。

初めての方でしたら、ブレンドは『ラベンダー2滴＋ティートリー1滴』くらいからスタートしてみてはいかがでしょうか。好まれやすい香りでおすすめですよ。

精油は水に混ざりませんので、混ぜながら入浴してください。お肌が弱いかたなどは、あらかじめ精油をスプーン一杯の天然塩やはちみつ、牛乳などに混ぜてからお風呂に入れる方法がオススメです。

いつでもすぐできる！手軽さが魅力の『座浴』

浴槽に精油を入れることに抵抗がある時や、家族が気にするとき、シャワー派のかたなどは「座浴」という楽しみ方もあります。

洗面器に少しぬるめのお湯をいれ、精油を１～２滴入れよく混ぜてお尻を洗面器に浸けます。湯船に浸からなくても気軽に楽しめるお尻だけのお風呂、です。10分くらいそのままお尻をゆっくり温めてください。もちろん、この時も天然塩などを使って精油を混ぜて使っても大丈夫ですよ。血行を促進し、デリケートな部分の清潔を保ちます。

湯冷めしないように、肩にバスタオルをかけるなどしてお楽しみくださいね。

ラベンダーとティーツリーは、これからの風邪が流行りだす季節にもオススメの香りです。

芳香浴や、お風呂などで活用してみてくださいね。